〝あんこ〟特化のグルメイベント、和菓子から進化系スイーツまで 「時をかけるあん」阪急うめだ本店

 あんこに特化した阪急うめだ本店のグルメイベント「第9回 時をかけるあん」が11月15日~20日の間、9階の祝祭広場で開催される。

 老若男女に愛される定番和菓子から、個性あふれる進化系スイーツまで、〝あんこ〟を使ったさまざまなスイーツを集めた人気イベントで今回で9回目を迎える。

 注目は、関西ならではの味わいに着目した〝関西のあん〟特集。例えば、創業130余年の老舗「髙山堂」が作る「チョコどら焼き」は、阪神間の人々に長く愛されてきた十勝小豆あんと板チョコをこだわりの生地で挟んだ、関西でしか味わえない一品だ。

 同じく地元大阪から出店する「燎-kagaribi-」は、味覚・視覚・触覚の全てにこだわったどらやき専門店だ。看板メニューの「煌」シリーズは、甘さ控えめのもちもち食感の生地で、さまざまな食材を挟んだ創作どら焼き。今回は、限定品の「煌 秋薔薇の清麗」と「煌 さつまいもモンブラン」が味わえる。

 また、老舗の和菓子屋や気鋭のスイーツショップが提案する〝ネオ和菓子〟もラインナップ。ラム酒に一晩漬けた北海道産小豆と国産バターを合わせたバタークリームをサブレ生地にサンドした「[五十鈴茶屋<赤福>]あずきバターサンド」、みかんをかたどった限定の生菓子「[とらやラボ]蜜柑をつかった道明寺製の生菓子」、魚をくわえたクマや猫をモチーフにした動物最中など、個性あふれるあんこスイーツが用意されている。