釘（くぎ）の蔵が手作りサンドイッチ専門カフェに変身！？

　ことし１月にオープンした「ｃａｆｅｍｏｏｎ」（北区菅原町）は、１００年以上も前に建てられ、現在は使われていない釘（くぎ）の蔵をカフェにリノベーションした。店内は、蔵の高い天井をそのまま生かし、イスやテーブル、照明のどれも１つとして同じデザインのものはなく、それでいて統一感がある。屋号にある「月」の円形と土蔵の柱のしっかりした直線をモチーフにしてデザインしているのだとか。使用しているタイルや壁紙などのサンプルを手に取ってみることもできる。

　手作りサンドイッチは、王道のBLTEサンド（※）のほかに、和風テイストのサバを具にしたサンドイッチや、サプライズの気まぐれ週替わりサンドイッチが味わえる。
　９月限定メニューの「月うさモンブラン」は、北浜から取り寄せた深煎り豆のカフェオレとのセットがおすすめ。目の前でモンブランを絞り出し、「お月見うさちゃんクッキー」をトッピングしてくれる。

　店内の黒板アートに描かれている『Ａ　ｐｌａｃｅ　ｔｏ　ａｄｄ　ｈａｐｐｉｎｅｓｓ　ｙｏｕｒ　ｅｖｅｒｙｄａｙ』（日常に幸せをプラスする場所）はカフェのリノベを手掛けたデザイナーとスタッフの思いが込められている。