大阪府は2025年大阪・関西万博に全国の子どもたちに訪れてもらおうと、開催期間中の修学旅行生たちの「宿泊税」を免除する方針を固めた。9月府議会に関連条例の改正案を提出する。
現状は1泊7000円以上の宿泊者を対象に100~300円の宿泊税を徴収している。これに関して府が7月20日に有識者会議に示した制度案では、税免除の対象として万博期間の2025年4月~10月末までの間、府内に宿泊する幼稚園や小・中学校、高校などの子どもたちや引率する教師らを想定している。府は、早ければ10月の条例改正を目指す考えだ。
吉村洋文知事も「全国の子どもたちにぜひ万博を訪問してもらいたい」と述べている。