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「ぬい活」と聞いて何をイメージするだろう? ぬいはぬいぐるみ、の意味だ。
SNSではかわいく撮影されたアイドルやアニメキャラクターをモチーフにした、かばんなどにぶら下げるマスコット類がよく掲載されている。そして「ぬいの撮り方まとめ」や「撮り方いっぱい!? ぬい映え構図」など、紹介する際の撮り方紹介まで見受けられる。
主人公となるぬいぐるみを持ってカフェへ行ったり旅行先で写真を撮るだけでなく、アクセサリーや衣服の交換などで思い思いに着飾らせカスタマイズする、それら一連の行動を総称しネットなどでは「ぬい活」と呼ばれる。それが今、若者の間に大流行。
まさに〝令和のぬいぐるみ文化〟と言える。私たちは「ぬい活」メインの「ぬいぐるみカスタム化」実態を確かめるため、大阪・鶴橋のコリアンタウンにある体験型雑貨ショップで世界にただ一つの作品を作れる「THE ASOBOARD 桃谷店」を訪れた。
愛着高まる「ぬいぐるみ」体験
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カスタムの魅力は「自分だけのオリジナル」を作れる点。近年は「「推し活」の一環で、推しメンバーのカラーやモチーフを取り入れたカスタムを楽しむ人が増えている。他のファンとかぶらない「自分だけ!」を表現できることが人気の理由だ。
自分の手でワッペンやパーツを選び完成させることでぬいぐるみへの愛着も深まるという。カスタムは〝世界に一つだけのぬいぐるみ〟を作れるだけでなく、制作過程も含めて楽しめるワクワク体験として、多くの人をひき付けていた。SNSのコメント欄でも「かわいいが詰め込まれていた」「また行きたい!」など肯定的な声が多い。
同店では広報活動にも力を入れている。SNSをよく活用しており、その広がりで広い層から存在を認知され、店を訪れている事から実益効果も大きい。SNSを活用する事で「仲間が広がる楽しさが共有され、人と店をつなぐ役割がある」とも話し、新たな令和の特有文化と見る事もできる。
近年のぬいぐるみブームの背景に、SNSの普及による自己表現や〝推し活ぬいぐるみ〟活用の文化が広がっていることが挙げられる。利用者の好みに合わせ、自由にカスタマイズできるこれらのサービスは「自分らしさを表現したい」という現代消費者のニーズに適している。 既製品購入だけにとどめず、自らデザインや装飾に関わることでさらに愛着が生まれ、より特別な存在として楽しめる。
ひと味もふた味もカスタマイズ可能なぬいぐるみ関連サービスの広がりは、多様化する価値観やオンリーワンを求めるライフスタイルにさらに対応しながら、今後も発展して行きそうだ。
(大阪国際大学/江口舞、田中麻結)
