阪急グランドビル最上階にシチュエーション別のカフェが登場
「○○活」というコトバが幅を利かせる今日この頃だが、〝ヌン活〞というのをご存じだろうか? 最近、感度の高い大人の女性の間で流行っているそうだ。プレートに盛られたプチフールやサンドイッチなどをつまみ、紅茶などを手にゆっくりとした時間を過ごす「ちょっぴり優雅」なアフタヌーンティーを楽しむことで、有名ホテルのラウンジなどでサービスが提供されている。
そんな〝ヌン活〞やディナーにぴったりの店が6月18日、阪急グランドビルの最上階(31階)にオープンした。大阪でレストランや飲食店コンサルティング事業を展開するレアル・ダイニング(本社・大阪市、西出雅章社長)が開いた「BellaDining Cafe(ベッラダイニングカフェ)」だ。店内は市街を見渡せる「パノラマカウンター」や開放感にあふれる「メインダイニング」に加え「プライベートルーム」と、3つの違った空間で構成されており、シチュエーションによって使い分けられる。
もちろん定評のあるイタリアンレストランを手掛けている会社の店とあって、提供されるイタリアンベースのオリエンタル料理は本格派。おすすめはスープやフィレステーキなどのメインディッシュと、パティシェ特製のスイーツスタンドが楽しめる「レアルコース」(6 0 0 0 円)だ。紅茶は「日本では高級ホテルのみで、なかなか飲むことができない」(西出社長)というドイツの最高級品「ロンネフェルト」が用意されている。
ところで〝ヌン活〞のサービスは東京のホテルから始まり、コロナ禍の最中に人気が高まった。すでに専門店も登場しており、特別の食材を使ったスイーツを提供して差別化を図る店も増え、それらを巡るのがブームになっている。