中学生が市政提言 学校環境・防犯を議論

 中学生が議員役となって市長に質問や提案を行う「守口子ども議会」が昨年12月25日、守口市役所別館で開かれた。さつき学園(後期課程)など市内中学校の生徒16人が参加し、市政や議会の仕組みを学びながら、日ごろ感じている疑問や要望を率直に伝えた。主催は守口ロータリークラブで、市が協働した。
 瀬野憲一市長は開会あいさつで「中学生ならではの視点で市のことを真剣に考えてくれている」と述べ、将来の選挙権取得を見据え、政治や行政への関心を持ち続けてほしいと期待を示した。
 議会では、学校環境の改善や校内防犯、デジタル端末の運用など、身近なテーマが多く取り上げられた。体育館の空調未整備や校舎の老朽化、公園でボール遊びができる場所の少なさなどに改善を求める声が上がり、市は大規模改修の難しさを認めつつ、点検や修繕で対応する考えを示した。
 校内防犯では防犯カメラ設置の要望に対し、プライバシーへの配慮から慎重な姿勢を示し、電子錠整備などの代替策を説明。配布タブレットについては、利用ルールの見直しが課題として挙げられた。
 閉会にあたり田中実教育長は、根拠を確認し、相手の立場を踏まえて意見を伝える姿勢の大切さを強調した(井上康裕)

「守口子ども議会」に参加した中学生と市長、関係者らが議場で記念撮影=2025年12月25日、守口市役所(編集部撮影)
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