チェコパビリオンで9月26~28日の3日間、ハープ、琴、そして三味線の弦楽器3つによる演奏が開催された。
チェコのプラハから来日したハープ奏者のHana Hrachovinováさん、玄箏社師範の久本桂子さん、そして扇寿舞踊団代表の扇寿栄之丞さんの三人がそれぞれの楽器を携えてライブ演奏を行った。その回数はなんと3日間で18回。



三人とも国際的に活躍されていて、彼らの出会いもチェコで開催された音楽イベントで一緒に演奏したことだった。
初めて聴くハープの生演奏だったので、どんな音楽を奏でるのかと思っていたが、ハープの音色は優しく、そして力強く心地よいものだった。
また、47弦のハープ、21弦のお琴、そして3弦の三味線、と3つの弦楽器それぞれの音が調和していて、とても自然な音色に満員の観客も息を呑むように聴き入っていた。

最後の演奏の「大牧場は緑」は、この歌はチェコの歌ということで、チェコ語と日本語で順番に歌ったり、と両国の結びつきも紹介されていた。
こういう奇跡のコラボができるのも万博ならではで、価値のつけられないような演奏が無料で聴けるというのも万博ならではの特徴だ。
残り少なくなってきたが、連日各パビリオンやポップアップステージでは無料のイベントが開催されているので、会場へ行く人は、そういうイベントもしっかり楽しんみては。