
市ゆかりの指揮者・歌手・子どもたちが共鳴
大阪・関西万博の会場内「EXPOアリーナMatsuri」で9月5日、門真市にゆかりのあるアーティストによるスペシャルライブが開催された。門真の星大使でシンガー・ソングライターの広瀬香美さん、門真情熱大使で指揮者の藤岡幸夫さん率いる関西フィルハーモニー管弦楽団、さらに市内在住の子どもらで結成された門真の星合唱団が共演し、「大阪ウィーク~秋~」のプログラム「第3章 音楽で大阪が一つになる」のトリを飾った。
関西フィルは門真市民文化会館ルミエールホールを練習拠点とし、市民に身近な存在として親しまれている。門真の星合唱団は小学3年生から高校3年生までを対象に募集され、この日の舞台に向けて夏休み期間を中心に練習を重ねてきた。
ステージは藤岡さんの指揮による壮大なオーケストラ演奏から始まり、広瀬さんのヒット曲「promise」が披露された。会場を包み込む力強いサウンドに観客の熱気も一気に高まった。曲の合間には広瀬さんと藤岡さんが息の合ったトークを繰り広げ、和やかな雰囲気の中でステージは進行。終盤には代表曲「ロマンスの神様」を、門真の星合唱団と共に大合唱し、会場は最高潮に達した。
フィナーレでは観客総立ちの大きな拍手に包まれ、門真発のアーティストたちが紡ぎ出す音楽が、大阪を一つにする瞬間となった。
