
カンボジアパビリオンでは稲作とアンコールワット、そしてユネスコの世界遺産にも登録されているコーケー寺院の3つが主な展示になっている。
館内に入ると、真ん中のスペースに穂を実らせた稲がたくさん植えられていて、稲作文化を強調しているよう見えた。稲が本物なのかと思って触ってみたが造稲だった。

館内の一番奥にはコーケー寺院の大きな模型が設置されている。実物は35メートルもの高さがあり、10世紀に建てられた由緒ある建物で幸福の神が祀られている寺院だ。

そのコーケー寺院に向かい合うように反対側の壁際にはあのアンコールワットの模型が、こちらはショーケースに入れられて置かれている。そのため、全景を見られる作りだった。

左右の壁際にはパネル、民藝や工芸品、食材などが展示されていて、カンボジアの生活や食文化、歴史などを紹介している。
館内をぐるっと一回りして出口へ向かうと最後にギフトショップがあり、カンボジア産の製品が置かれているので、興味を持ったらお土産に購入してみる手もある。