【門真市~大和田】京阪沿線らへん 駅周辺で建設ラッシュ!! 門真市・古川橋・大和田

今、門真の沿線がアツい!

 今年は「門真町」が「門真市」になってから60年の節目の年。市内の各駅周辺で商業施設の建設や、再開発が進められている。門真プラザ周辺の再整備に、松生町には大型商業施設、2029年には新駅も誕生。古川橋駅北側の再開発など、街が大きく変わろうとしている今、最もアツい門真の京阪沿線を歩いてみた。


門真の魅力を再発見!

 門真市の食やものづくりの匠が集まり、地元の魅力を再発見できるマルシェ「カドマとタクミvol.1」が1月22日、門真プラザ近くのトライアルパークで開催され、餅つき大会やあったかいフードでにぎわった。次回は2月19日開催予定。

門真市駅・西三荘駅周辺エリアリノベーション推進会議

トライアルパーク(門真市新橋町3番)
メール:kadomatotakumi@gmail.com(佐藤 匠)


ようこそ ベトナム空間へ!

 一歩足を踏み入れれば、鮮やかな色をふんだんに使ったパッケージが目に飛び込む。ここは確かに異国のマーケット!門真市駅のイズミヤの近くにある「ATN Mart」は、ベトナム&アジア食材専門店で、地元の人をはじめ日本に住んでいる外国人客が多く訪れる。
 本場の食材や調味料はもちろん、馴染みのあるフォーやココナッツジュース、スイーツなどもあるので、ベトナムを感じたくなったら立ち寄るべし!

ATN MART

tel.06-4304-4593
門真市新橋町6-17


古川橋駅に降りるならゼッタイ行くべし!


店外を覆いつくさんばかりの〝発泡スチロールアート〟

 心もお腹も満たされたいなら、ここは外せない。創作料理をはじめ多彩なジャンルの料理が思う存分味わえる。アイデアいっぱいの店内空間にも度肝を抜かれるが、店主のこだわりは何といっても、料理のおいしさ!リピーターはもちろん、平日にも関わらずわざわざココを探し求めて来店するほどの人気ぶり。
 店主の出口宏季さんが持つ八宝プレートに、ハーフバイキングが付いた「宝食ランチ」は何と1000円ぽっきり。バイキングにはフリードリンクとライスの他に季節のメニュー4種、カレー、サラダが用意されている。

宝食小屋オピピチュ

tel.06-6902-3077
門真市末広町32-16
コモザ古川橋1階


ファイヤーキングの魅力にどっぷり

 米国生まれのガラス食器「ファイヤーキング」の専門店。百貨店のポップアップがメインだが、店内にも40~80年代のヴィンテージグラスがずらりと並ぶ。「提供するのは、変わらないものをずっと好きでいるスタイル」と西浜達也オーナー。こだわりの逸品をご堪能あれ。

はま太郎

tel.050-5539-2480
門真市垣内町7-1


創業100周年! 和洋菓子の老舗

 1923年創業で4代目・森田昌孝さん(45)は代々受け継ぐ商品から和洋折衷のオリジナル新作まで、一つずつ心を込めて作っている。看板商品は、縁起の良いレンコンを模した「はすね最中」(170円)。北海道十勝産の大粒小豆を丁寧に炊き上げた粒あんがたっぷり! 黄味餡をしっとりとした生地で包んでコケシ型に焼き上げる「かわち娘」(2個入り320円)は大阪産(もん)名品に選ばれた逸品だ。

和洋菓子 松屋

tel.06-6908-3359
門真市末広町29-18


こんなの欲しい!をやってくれた


広報宣伝チームの山本真梨子さん(左)と加藤晋也さん

 タイガー魔法瓶といえば速見町に本社があるので地元民が古川橋を説明するとき、「教習場とタイガーがあるねん」と必ずセットで自慢するくらい親しまれている。
 なんとそのタイガーが、炭酸飲料が保冷できるステンレスボトルを発売してくれた。〝強炭酸ブーム〟でもあり待ちに待った商品だ。高校生男子が使うかと思いきや「いえいえ、実はおじ様方に売れているんです」と広報宣伝チームの山本真梨子さんが教えてくれた。勘のいい人はわかったかな?そうそう屋外で飲むビールや酎ハイ、旨いですよね。納得!

タイガー魔法瓶株式会社本社
タイガー魔法瓶株式会社
門真市速見町3-1

漢方薬のプロにおまかせ!

〝漢方研究50年〟の薬剤師、阪本武オーナーが親身になって相談にのり、その人に合った漢方薬を処方してくれる。ウイルス対策や予防法も「あります!!」とのこと。ホームページでも情報発信、健康相談メールにも対応している。

すゑひろ廣漢堂薬局

tel.06-6906-8088
門真市垣内町4-19


手間暇掛けたモチモチの麺 小麦本来の優しい味と香りを

 一晩熟成させた滑らかでモチモチの麺が特長で、全国にファンがいる創業1967年の名店。自慢のうどんに用いるのは無添加の北海道産小麦と水、塩だけというあくまでもシンプルなもの。加水を極力抑えて粘りを出し、作業量を倍にしてモチモチとした食感と甘みを生みだしている。平うちめんはカレーうどんや焼きそば、沖縄そばとしても売り出せるよう改良を重ね、「冬場は煮込んでもつ鍋やちゃんこ鍋の締めにも」とおすすめ。

若狭や製麺所

tel.06-6901-2034
門真市垣内町8-1


新鮮で安い!生産直売の野菜 昼には売り切れ続出


野菜の調理方法を教えてくれる女性スタッフの岡原さん(左)と砂原さん

 大和田駅から数分の場所にあるJA直売所「ふれあい門真店」には、毎朝、門真市や守口市、寝屋川市の生産者が育てた野菜が入荷される。野菜一つ一つには生産者の名前が明記され、作り手の顔が見える。同じ野菜でも味が違うのだとか。収穫状況によって並ぶ野菜も変わるらしい。今はサトイモ、ダイコン、ホウレンソウなどの葉物野菜が多く並んでいる。季節の切り花や花苗の購入もおススメだ。午前10時から午後4時までで、日曜日は休み。

JA直売所 ふれあい門真店

tel.072-882-0013
門真市野里町17-24


地域密着!オートバイのことならお任せ

 廣瀬和夫さん(72)は32歳の時、本店「オートショップヒロセ」を1982年に、そして85年に支店として「SBSヒロセ」を開業。以来地域の〝頼れるバイク屋さん〟として、店内にはヤマハやホンダ、スズキのオートバイを展示・販売する。商談スペースも完備。オートバイに関するあらゆるご相談を!

SBSヒロセ

tel.06-4304-4677
門真市速見町6-16


スゴ腕ラテアートに感動 思い出に残るひとときを


カウンターからは、繊細なラテアートの行程を楽しむことが出来る!

 大和田駅前のカフェばたーしゅがー、店主の北出達也さんが描くラテアートがスゴイ。自慢のカフェラテに描けれるアートはまさに職人技。お店の状況に応じて、リクエストにも応じてくれ、北出さんに描けないものは無いのかと驚き。「手作りで思い出に残るひととき」というコンセプト通り、料理やパン、ケーキは全て手作り。

ばたーしゅがー

tel.072-800-5433
門真市常称寺町19-25


魅惑的な爬虫類の世界へ

 約1年半前にオープンした、爬虫類専門ショップ。メジャーなものから珍しいものまで、常時約50種類の生体が揃っている。趣味が高じて、ショップを運営する藤岡さんが、はじめて買う人にも的確なアドバイスをしてくれる。また、爬虫類の買取りも行ってくれる。ここに来れば、苦手と思っていたあなたも爬虫類のかわいさに気付くかも!

OKAHAKO

tel.072-884-3185
門真市野里町14-28


今週末は大和田南商店街がおもしろい!

 大和田南商店会では、1月28日・29日に門真レンコンの知名度アップキャンペーンとして「新春オワちゃん祭り!!」を開催。スタンプラリー参加店で買い物をして、3つのスタンプを集めれば、「門真レンコン」などが当たるガラガラ抽選会に参加。当日のみのお得なサービスや、屋台やってくる!


手造りに想いをこめた老舗のおいしい和菓子

 新鮮な国産の素材と、手作りにこだわり、時代に合わせたおいしいお菓子を作り続ける老舗。今は季節限定のいちご大福が人気。新鮮な大粒いちごを、生クリームを入れて炊き上げた白餡でくるみ、やわらかな大福もちで包んだ逸品。他にも、兵庫県産のコシヒカリを使用した、大きくてやわらかいみたらし団子も絶品。

手造りのお菓子 お喜奈

tel.072-881-5310
門真市野里町14-24


「ガラガラ」と鳴くよ! 元祖招き猫『ガラスケ』


門真市イメージキャラクター「ガラスケ」

 門真市のイメージキャラクターは愛らしいネコをモチーフにした「ガラスケ」。門真の民話「おすまさんと笑い猫」に登場する「福猫」がモデルになっている。市が手掛けるさまざまな催しに出動し、愛想を振りまいている。門真神社参道のとある駄菓子屋で生まれたとされるガラスケは、「ガラガラ」と笑っているように鳴くひょうきん者で、幸福を呼び込む〝元祖招き猫〟として親しまれている


古川橋駅北側の再開発計画が着々と!


設計者:株式会社遠藤克彦建築研究所

 古川橋駅北側の旧門真市立第一中跡地(同市幸福町)で、2025年度の開館をめどに市立図書館と文化会館の複合施設を建設する計画が進められている。市によると、用地は廃校跡地を含む約2万8千平方メートル。このうち約3千平方メートル部分に、市立図書館と会議室やホールを備えた文化会館の機能を移転させる。指定管理者の候補には「ツタヤ」を運営するレンタル大手「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」が決まっている。区域内では、高層マンションや商業施設の誘致も検討されている。CCCの提案書によると、子育て世代を対象に知育スクールや読み聞かせ、外遊びができる屋上公園を設け、年間を通じて市民参加型の催しを開く計画。カフェも常設し、年間来館者100万人、図書の貸出総数は市人口の4倍に当たる48万冊を目標に掲げている。