大阪府知事杯「第38回オープント-ナメント 全関西空手道選手権大会」が9月7日、大阪・門真市の東和薬品RACTABドームで開かれる。主催は新極真会大阪東部支部(阪本晋治支部長)、2025年日本国際博覧会協会や大阪観光局、週刊大阪日日新聞など後援。例年、全国から強豪選手が集う大会で、今年は過去最高となる男女1000人以上が出場を予定。迫力あるダウンシーンが見どころのフルコンタクトの戦いが繰り広げられる。

大阪・関西万博の期間中ということもあり、同大会は体験型観光のコンテンツづくりに力を入れる大阪観光局が全面的にバックアップ。空手に縁のない日本人や訪日外国人客にも〝日本の武道〟を体験してもらおうと観覧は無料。会場には大型ビジョンを備え、光と音を駆使したエンターテイメント性の高い演出で試合を盛り上げる。
大会会長を務める大阪観光局の溝畑宏理事長も、当日は新極真会の道着を身にまとい登場。軽快なトークで会場を盛り上げ、新極真空手の魅力を世界に発信する。溝畑理事長は「大会のテーマは「大阪魂」。今年は万博開催年で、大阪から世界を変える大きな節目の年。大会のテーマである「大阪魂」を強い思いを持ってチャレンジしてほしい」と出場選手にエールを送っている。

さらに、会場内外には空手だけでなく日本の食も楽めるように、キッチンカーなど約10の飲食が出店。氷屋の氷で作る口どけフワフワのかき氷「イップス」や、カレーコンテストでも優勝した「奈良鹿(しか)ないカレー」など人気店の味が集結する「夏食バトル キッチンカーカーニバル」を同時開催。
主催する大阪東部支部の阪本支部長は「スポーツと食欲の秋の融合で、来場者に体も心も満たされる一日を届けたい。多くの人に足を運んでもらい、新極真会空手のすばらしさと、武道〝強育〟の大切さを発信していきたい」と意気込んでいる。

