先日、赤ワインの試飲会があったチリパビリオンで開催されたハチミツの試食会に参加した。
蜂蜜のソムリエ専門家であるマリア・パス・ディアス・メナさんを講師に迎え、チリ産ハチミツの特徴や視覚、嗅覚、そして味覚で試食などの説明が行われた。
ハチミツの中にはかなり濃厚なものがあり、ワイングラスに入れて並べられていたものの中に、グラスを反対にしても流れ落ちないというハチミツがあった。
涼しいから固まってるのではなく、ほかのグラスのハチミツはどれもグラスを傾けると流れ出てくる。
そのあと、会場のチリパビリオンに集まった人たちに、3種類のハチミツが配られ、それぞれに色の違いや香りの違いを確認して、味覚をチェックしていた。
色も香りも、そして食感や味も違う3種類のハチミツはどれもおいしく、癖になりそうな濃厚さだった。
また、ハチミツに合う料理やスイーツなどの紹介もあり、どのハチミツと合うのかを簡単にまとめたものを表示していた。
和菓子やどら焼きは想像できたが、たこ焼きやラーメンが掲載されていたのには驚き。ほかにも刺身、天ぷら、お好み焼きと王道の日本食が掲載されていて、食べたことのある日本食を全部掲載したのではないかと思うほどだが、逆に考えると、どんな料理でもハチミツは合うということにもなる。
紅茶と並んで、抹茶と玉露も掲載されていたが、これは外国人ならでは発想な気がした。
万能食材のハチミツ。栄養価も高いので、少し普段の枠を超えていろんな料理に使ってみるのはいかがだろうか。