進化するお酒のアテ「やきかまのはしっこ」

 白身魚を使用したタンパク質が豊富でヘルシーなお菓子「やきかまのはしっこ」が、子どもに食べさせたい〝おやつ〟として、また噛み応えの良さから高齢者に、そしてヘルシーなアレンジレシピとして評価が高まっているという。

 同商品は「『こんなんほしい』を創りたい!」をモットーに大阪から全国にお菓子やおつまみを販売する大阪市東住吉区の「竹新」が提供している。酒のアテで人気の「こんがりやきかま®」の製造時に発生する切れ端を「捨てるにはもったいない」という思いが商品化のきっかけで、販売すると予想以上の反響があった。
 同社の林さんは、「現在は機械の性能向上で切れ端がほとんど出なくなったので、あえてランダムにカットしたものを使用しております」と話す。

 味噌汁や鍋物との相性が特に良く、出汁を吸ってプルプル食感の具材に早変わりするという。原料がかまぼこと同じ白身魚のすり身なので、出汁を吸うだけでなく魚介のうま味もプラスされるという。このほかにも、同社インスタグラム(takeshin.osaka)でアレンジレシピを発信している。

 食べ切りサイズの「やきかまモグモグ」は、おつまみっぽくないパッケージが「気軽に持ち歩ける」と、女性層に好評。同製品はイオングループやイズミヤ、阪急オアシスなどのスーパーのほか、ウエルシア薬局、スギ薬局などのドラッグストアで販売している。

■竹新/大阪府大阪市東住吉区今川7丁目13番20号/https://www.takeshin.co.jp