守口文化センターエナジーホールで10月7日、「守口地域安全市民大会」が行われ、守口市出身の漫才コンビ・ますだおかだの増田英彦さんが一日警察署長を務めた。ステージ上で寸劇を披露し、特殊詐欺の被害防止を訴えた。
寸劇は、携帯電話で会話をしながらATMでお金を振り込もうとする「だまされますよ」さんという高齢女性に署長の増田さんが、「還付金が返ってきますよみたいな話されてたんちゃいます? まず電話を切りましょう」と声をかけ、被害を食い止めた。府警からは対策として、固定電話を在宅中も留守番電話にすることや、「防犯のため録音します」といったメッセージが流れる機能付きの電話の使用、守口警察署では現在、65歳以上の人とその同居者を対象に自動録音器を無料で取り付けるサービスを行っていることなどの防犯を紹介した。
また増加中のSNS型投資詐欺やロマンス詐欺などについても、金融庁のホームページで投資先が登録されているのか、著名人のなりすましかどうか、会ったことのない人からお金の話がでたら警察や家族に〝相談する〟などの具体的な対策を訴えていた。