子ども招待事業 万博への交通費は市が負担

 大阪市の横山市長は、大阪・関西万博に子どもを無料招待する事業ついて、学校ごとに会場まで移動する場合の交通費を市が負担する方向で検討すると表明した。入場料については府が負担することになっているが、会場まで貸し切りバスを利用した場合などは保護者の負担が高額になる可能性があることが指摘されていた。

 また、大阪府は、子どもの無料招待に関する学校からの相談窓口を設置する方針を示した。学校現場から「子どもが体調不良になった場合はどうすればいいか」など引率時の不安の声があがっていることを受け、万博の開催期間中、学校などからの問い合わせに応じるコールセンターを設けたり、トラブルに対応できるスタッフを会場内に配置したりする予定。