セレブシェフがPRするベルビュー市の食文化

ワシントン州ベルビュー市の食のアンバサダーに就任したショウタ・ナカジマ・シェフ(写真提供:オースティン・クアチ)
ワシントン州ベルビュー市の食のアンバサダーに就任したショウタ・ナカジマ・シェフ(写真提供:オースティン・クアチ)

 米国でセレブシェフとして有名なショウタ・ナカジマ氏が来阪し、米国西海岸のワシントン州ベルビュー市の食のアンバサダーとして、ベルビュー市をPRした。日本で生まれ、ベルビュー市で育ち、辻調理師学校で研鑽(さん)を積み、北新地の割烹店で修行したナカジマ氏は、シアトルで割烹(ぽう)レストランを経営する傍ら、アメリカ版料理の鉄人など多数の料理人が腕を競う勝ち抜き番組で名をはせたことから、ベルビュー市の食のアンバサダーに任命された。ベルビュー市は、シアトルから湖を隔てた東側に位置し、Ichiro氏の自宅がある事でも有名。自然が美しく、安全で、「食通が愛する街」と呼ばれるほど世界各国の料理が楽しめる街。軟水が沸くためおいしい出汁(だし)もとれる。公共交通網の整備が進み、シアトルとの行き来が便利になったことで、同市内に滞在してシアトル観光や近隣の自然を堪能する観光客も増加している。アウトドアアクティビティやワイナリーツアー、地ビールの醸造所巡りなども人気のスポットなので、日本からもベルビューの食を楽しみに来て欲しいとアピールした。