大阪府大東市で4月21日、「だいとうこども選挙」が実施される。これからの社会を担う子どもたちに早い時期から選挙に対する知識を学ぶ機会を設けることが目的。2023(令和5)年4月に施行された「こども基本法」(所管:こども家庭庁)に則り、子どもが意見を表明し、多様な社会活動に参画する機会を確保するために実施され、全国では8番目、大阪府では初の試みとなる。
こども有権者は、同市在住で保護者が大東市長選挙の選挙権がある、小学1年生~17歳。大東市立生涯学習センター・アクロス(大東市末広町1)1階で午前11時~午後3時まで投票を受け付ける。
当日は、東坂浩一大東市長の任期満了に伴う大東市長選も実施される。
大東こども選挙実行委員会の中村崇明さんは「大人は〝本当の選挙へ〟、子どもはこども選挙へ。同日に行うことで、大人も子どもも選挙について考える良い機会になれば」と話している。