もりぐち清水会病院が3月1日開院 守口市と医療法人清水会が包括連携協定

協定書に調印した水野院長(中央左)と瀬野市長(中央)、同市のシンボルキャラクターもり吉

 守口市と医療法人清水(せいすい)会及び、社会福祉法人清水(しみず)福祉会は27日、同法人が運営し3月1日に移転、開院する「もりぐち清水(せいすい)会病院」で包括連携協定を締結した。瀬野憲一市長と水野智志理事長が調印した。医療や福祉、介護などで相互連携による活動を推進し、地域貢献や健康で安心安全なまちづくりにつなげるのが狙い。

 同院は緊急・重症な状態の患者に対して治療を行う急性期医療や、リハビリに特化し、駅近くの利便性を生かした市民の生活への対応が期待される。移転前の「鶴見緑地病院」の頃から、市民まつりなどのイベントに積極的に参加し、地域活性に協力してきた経緯があり、今回の協定となった。

 水野理事長は「医療や福祉、介護に関する強みを生かし、協定をきっかけに同市との連携を密にして、地域貢献と活性化にさらに尽力していきたい」とあいさつした。瀬野市長は「血液浄化センターでの人工透析や、外来と独立した健診センターなど充実した施設、介護予防や家族介護などの講座開催など、市民サービスの向上を期待する」と述べた。

■医療法人清水会 もりぐち清水会病院/守口市河原町3-12/電話06(6997)0101