猫好き専用? いえいえ、動物好きならきっと気になる

寄付もできるニャン

猫ワインを通じて人も動物も幸福に

 コロナ禍をきっかけに在宅時間が増えたことで、ここ数年ペット人気が高まっていた。しかし、安易な気持ちで飼い始めたり、経済的な理由で飼育が困難になるケースが見られる。動物愛護センターや保健所に引き取られる犬や猫が年間7万2000頭にも上り、そのうち約2万4000頭が殺処分されている。(2020年度環境省調べ)

ワインで寄付ができるニャン!

 「2月22日は猫の日」と、1987年に日本で制定した記念日だ。以来、猫に関するイベントや啓蒙活動が盛んに行われるようになった。

 ドイツワインの輸入販売を手掛ける「ヘレンベルガー・ホーフ」(大阪府茨木市)は、2月22日(ニャンニャンニャン)にちなんで三毛猫ラベルの寄付つきドイツワイン「ミケリースリング」を4000本限定で販売する。

 「ミケリースリング」は、やや辛口の白ワインで「ニャンともフルーティで飲みやすい」が特徴。ワイン初心者からも好評の1本だ。三毛猫ラベルがなんともキュートで、愛猫家が好んで選ぶ「ミケリースリング」は、1本購入につき公益財団法人日本動物愛護協会へもれなく22円が寄付される仕組みだ。この取り組みは2021年から続いており寄付の総額は45万円になった。寄付金の使い道は、譲渡会や飼い主のいない猫の不妊去勢手術助成をはじめ、能登半島地震による被災動物の保護活用などに役立てられている。

 大阪市内では、大丸梅田店や近鉄百貨店本店をはじめ、天神橋「ワイン白滝」、西天満「ワインショップ マチュール」、西区「タカムラ」で購入できる。

プレゼントされてもうれしいキュートなラベル

(商品情報)ミケリースリング(2020年ヴィンテージ)/750ml/アルコール度数11.5%/原産国ドイツ(モーゼル地方)/参考小売価格税込2200円/ヘレンベルガー・ホーフ㈱