2つのアトラクションオープン 地上40メートルからダイブ、空中散歩も
大阪・新世界のシンボル「通天閣」(大阪市浪速区) に今夏、新たな体験型アトラクション「Dive&Walk(ダイブ&ウォーク)」がオープンする。免震タワーへのアスレチックやクイックジャンプの設置は、世界で類を見ないと言われ、通天閣を含めた周辺地域のさらなる経済回復の後押しになりそうだ。
「Dive&Walk」は、中間展望台屋上の外周にハーネス(命綱)を装着し、アスレチックを体験しながら一周するアトラクションと、地上約40メートルのタワー中間部から垂直に飛び降りる、クイックジャンプの2つのアトラクションで構成。通天閣では国内客をはじめ、「2025年大阪・関西万博」などのインバウンド(訪日外国人旅行)に向けて、通天閣の新しい魅力発信ツールとして積極的に活用していく考え。総工費は約3億円。
通天閣を運営する通天閣観光(同)は「今回のリニューアルで、お客様に更なる感動や満足感を与えることができる魅力ある施設へと進化し、引き続きランドマークとして大阪観光を牽引できるよう誘客に努めたい」としている。