入学説明会もあるこの時期、小学校入学に向けた準備をそろそろしないとな…と考える保護者の皆様。ちなみに、「放課後」の準備は終わりましたか?今回は、今からでも間に合う!いきいき・学童について改めてまとめてみました。まだ小学校は先だな…と思っている保護者の方も予習にどうぞ。
いきいきと学童、そもそもどう違う?
いきいき
【条 件】校区に居住する小学生
★校区内に住んでいれば、別の小学校に通っている子でも通える
【場 所】小学校内の「いきいき」活動室・運動場 ・体育館
【利用料】無料(災害補償制度運営費として年額500円)
放課後児童クラブ
【条 件】保護者が就労などで昼間家庭にいない小学生(施設により校区指定あり)
【場 所】民間の施設や保育園など学校外
【利用料】有料 おやつ代含め4,000円~20,000円程度(各児童クラブによって金額が異なる)
民間学童・アフタースクール
【条 件】特に指定していないところが多い
【場 所】学校外の民間施設
【利用料】有 料
★いきいきや放課後児童クラブ以上にサービスが手厚い・カリキュラムが充実しているのが民間学童の特長。送迎や食事、施設内での習い事などが付属し「預かり機能」以上の役割を果たすため自治体からの補助金がなくいきいき、放課後児童クラブよりは費用が高くなる。
疑問をチェック!
Q.いつ申し込んだらいいの?
基本的にはどれも随時申し込み。いきいきは学校で申込用紙をもらうのでその書類を提出。年度はじめに申し込みをまとめている場合も。学童は施設に直接問い合わせ。
入学と同時に利用を開始するのであればあらかじめ予約申し込みをしておいた方がいい。早い人だと年長の夏から動いている人も。年中以下の年齢でも予約を受け付けている施設もあるので、早めに動いて損はないでしょう。
Q.掛け持ちってOKなの?
いきいき、放課後児童クラブ、民間学童いずれもかけもちOK。掛け持ちすることで、いきいきでは学内の友達と、学童では他学校の友達と仲良くできる、というように友達の幅が広がるのもメリットです。(通う日数が決まっている所もあるので、そちらも要チェック)
Q.遅い時間や土日の預かりは?
各施設によって対応がバラバラですが、民間学童は比較的遅い時間まで預かってくれるところも多いそう。いきいきは、平日の放課後・土曜日・長期休業日の月~金曜日で、18時までの預かり。一定人数以上の利用希望者がある所は、有料で活動時間延長を実施しています。
Q.習い事の日は学童をお休みできる?
習い事がある日はお休みしてもOK。学童に行く前後や合間に習い事へ行く子も多いです。民間学童によっては、習い事まで送迎してくれる所も。
Q.選ぶポイントは?
具体的に何を重要視するかは家庭それぞれ。ただ、大きく2つの軸が決め手になってくるでしょう。
❶子どもを学童に行かせやすいかどうか
(通える距離か、送迎の有無と送迎方法、人数や雰囲気が子どもの特性と合っているかなど)
❷学童に何を期待しているか
(保護者の負担軽減、長期休暇の居場所、人格・個性の成長、学習能力やスキルの向上、人間関係の構築など)
みなさんにも聞いてみました! 学童のポイント
●なななさん(子ども:未就学)
自分が働くのと、子どもの教育のために検討しています。学童のサービス内容と、利用しているお子さんの人数や先生・スタッフさんの数が気になります。
●ハンギョドンさん(子ども:小1)
通っていた保育園のお友達が行くのをきっかけに学童へ通い始めました。楽しく学べる機会があるかどうかと、預かり時間を大事にしています。別途料金が必要ですが、長期休みの時はいろいろ課外活動もしてくれてうれしいです。
●あっきー さん(子ども:小2)
いきいきに通わせています。仕事が終わるまでの時間をお友達と遊んで過ごしています。無料なので仕方ないとは思いますが、学力や運動能力が成長できるようなプログラムがあればうれしいな…と思っています。