【令和版 ニチニチ子育て研究所】梅雨シーズンのお家時間の過ごし方 子どもの教育に良いゲーム をしよう

 最近、ボードゲームが注目されているのはご存じでしょうか。最近のボードゲームは知育・教養など教育的なメリットがたくさん!今回は、室内で楽しめる&子育てに良いボードゲームを集めてみました!雨が降る休日は、家族でボードゲームにハマってみては?

今回、話を聞いたのは
ボードゲームカフェ
JELLY JELLY CAFE 大阪心斎橋店
店長 真下風雅さん

店長 真下風雅さん

教育に良い「ボードゲーム」

 子育てをもじった「ボ育て」という言葉があるくらい、ボードゲームは子育てにプラスになると注目されています。ゲームの内容によってさまざまですが、主に以下のような能力が培われると考えられています。

●論理的思考力
 ルールを理解し勝つ方法を考える作業で、計画力、観察力、判断力が養われます。

●想像力
 相手の考えていることを推理することで、他者への想像力が育ちます。

●脳の発達
 手や指を動かすことで脳が刺激され、運動能力や言語力の発達、集中力アップにつながります。

●コミュニケーション力
 協力プレイを通じてチームワークを、また勝ち負けを通じて感情のコントロールなどを学べます。

大人の脳にもイイらしい!?

 ボードゲームは子どもの発達・成長にいいだけでなく、大人にも活用されています。チームワークやコミュニケーション能力を育む「社会人基礎力」を育てるのにもってこいだと、社員研修で導入する企業も。また、認知機能や運動機能が改善され、ボケ防止にも効くということで、高齢者介護の場面で利用されています。

ボードゲーム

 ご家族でボドゲをする良さとしては、コミュニケーションがたくさんとれる、という点が大きいでしょう。ゲームでの会話を通して、家族の成長や、意外な一面を知ることができたり。家族や友達との会話のツールとして最高だと思います。表情や声色を読み取れるという、対面で遊ぶ良さもありますよね。何より、とにかく思いっきり楽しむ時間を持つことで、心が育まれるのではないでしょうか。

真下店長オススメ! 親子で遊べるボドゲ4選

ディクシット(推理・連想型ゲーム)

ディクシット(推理・連想型ゲーム)

 ゲームを進行する人を決め、その人が名付けたタイトルだけを聞き、どのイラストカードか当てる連想系ゲーム。全員正解or不正解だと点が入らないため、想像力を働かせて、程良いタイトルをつけよう!絵が独特なのも面白い。

GOOD/想像力・推理力が養われる
対象年齢/8歳以上(大人と一緒であれば5歳~可能)

ウボンゴ(パズルゲーム)

ウボンゴ(パズルゲーム)

 テトリスのような形のタイルを組み合わせて出題ボードにピッタリ埋まるように配置する、早解きパズルゲーム。誰よりも早くパズルを完成させれば勝ち!焦らずじっくり考えることが大切。

GOOD/考える力がつく、図形センスが磨かれる
対象年齢/8歳以上(大人と一緒であれば5歳~可能)

キャプテン・リノ(バランスゲーム)

キャプテン・リノ(バランスゲーム)

カードを積み上げてビルを建築していくゲーム。ビルを崩さないように、折り曲げたカードを柱にして乗せ、次の床を選んで重ねていきながら手札をいち早く無くすことを目指す。イライラせずどれだけ集中してゲームを進めていけるかがポイント。

GOOD/集中力がつく、手先が器用になる
対象年齢/5歳以上

ナンジャモンジャ(記憶力ゲーム)

ナンジャモンジャ(記憶力ゲーム)

 頭と手足だけの謎生き物のカードに思い付きの名前を与え、同じ生き物が出たらその名前をいち早く叫ぶことでカードを獲得し、集めた枚数を競うカードゲーム。ちょっと変で個性的な生物に面白い名前をつけて大人も子どもも大爆笑。焦って名前をほとんど忘れてしまう!なんてことも。

GOOD/記憶力・想像力が養われる
対象年齢/4歳以上