交通事故死者数、8年ぶりに増加 大阪府が2年連続で全国最多

 大阪府での昨年1年間の交通事故死者数が2年連続で全国最多になった。警察庁が1月4日、発表した。全国では2678人で、昨年を68人上回った。昨年より増えたのは8年ぶり。

 府内では死者数が昨年より7人増加して148人で、2年連続で全国最多。死亡した人のうち「歩行者」は54人と約4割を占め、「自転車」が37人、バイクなどの「二輪車」が36人だった。

 大阪府に次いで2番目に多いのは愛知県の145人、3番目は東京都の136人。警察庁は、新型コロナによる行動制限が緩和により、社会経済活動が活発化したのが一因とみている。