フルコン空手で迫力のダウンシーンも 盛り上がる全関西大会

ブロック大会の枠を越えたハイレベルな攻防が繰り広げられた

 新極真会大阪東部支部(阪本晋治支部長)が主催する「大阪府知事杯 第36回オープントーナメント 全関西空手道選手権大会」が9月10日、門真市の東和薬品RACTABドーム(旧なみはやドーム)で開かれた。週刊大阪日日新聞社など後援。

 関西の空手道場を中心に、全国から約700人の選手が出場。開催に先駆け、新極真会の緑健児代表理事があいさつ。「10月には東京で世界大会があるが、子どもの頃から目標を強く持った選手が日本代表に選ばれている。世界大会に出るんだという大きな目標を持ち、頑張ってほしい」と激励した。

あいさつする新極真会の緑健児代表理事

 大会は各年代・体重別に分かれてのトーナメント方式。フルコンタクト(直接打撃制)の一般組手には世界、全日本クラスの選手もエントリー。ブロック大会の枠を越えたハイレベルな攻防が繰り広げられ、迫力あるダウンシーンも観られるなど、会場をわかせた。

 会場では2025大阪・関西万博のPRブースのほか、大会オリジナル弁当やスイーツなどを楽しめるブースも登場。3000人以上でにぎわう大規模な大会となった。

 阪本支部長は「来年は参加選手1000人以上を目指し、よりクオリティの高い大会にしてきたい。加えて一般の人も楽しめるよう、空手大会と一緒に大規模なグルメフェスも実現したい」と話していた。

優勝した選手たち