入居者の健康維持をサポートするケアマネジャーが常駐
介護施設を選ぶポイントとして、立地やサービス内容も重要だが、「どんなスタッフがケアをしてくれるのか」も気になるのではないだろうか。ペットと共に暮らすことができる住宅型有料老人ホーム「ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI」で働くケアマネジャー・向田沙理さんを取材した。
信頼関係を築く
「〝あんたやから相談するんやけどな〟と言ってもらえることがケアマネ冥利(みょうり)に尽きる瞬間ですね」と微笑む向田さん。ペットに配慮した設計で、ペットと共に暮らすことができる「ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI」の開設当初から常駐勤務するケアマネジャーだ。
ケアマネは体の状態はもちろん、困っていることや今までの生活歴、なぜ施設に入ろうと思ったのかなど情報を集めて適切なケアプランを作成するのが仕事だ。「初対面で突っ込んだ質問をしても誰も答えたくないですよね。私から心を開いて、私という人間を信頼してもらえるように関係性を築くことを心がけています。すると、私のことを覚えてくださったり、名前で呼んでくださったりするのでうれしくなりますね」と向田さんは話す。
担当のケアスタッフが日常生活をサポート
同施設の入居者は自立、要支援~要介護までさまざま。それぞれの入居者に担当のケアスタッフが付き、食事の声掛けや配膳・下膳、排泄介助などを行う。記者は住宅型有料老人ホームでスタッフによる日常生活のサポートは受けられないと思い込んでいたのでこれには驚いた。「年を重ねていくと以前できたことができなくなってしまうことも多い。現場でケアスタッフによる見守る目が整っており、臨機応変に対応できることは安心感につながっています」と向田さんは胸を張る。
もちろん、介護保険で外部の介護サービスを利用することも可能。提携医療機関とも連携し、できるかぎり介護認定が必要のない体作りと健康維持をサポートしてくれるのは心強い。
動物病院が併設
同ホームは愛犬・愛猫と一緒に暮らせる高齢者住宅で、ペットに対しても万全のサポート体制が整っている。月額3万3000円の「ペットオールサービス」に加入することで、ペットフードやシーツなど消耗品の提供のほか、契約獣医師による定期健康診断や往診対応、ワクチン予防接種などが受けられる。ホーム内には入居しているペット専用の病院が併設されており、わざわざ外の動物病院に通ったり、長時間待たされることがないのも大きなメリットだ。
同ホームではペット同伴での体験入居の他、無料のランチ付き見学会も実施している。気になる人は問い合わせてみては。
<取材協力>ペット共生型有料老人ホーム(住宅型有料老人ホーム)ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI/大阪市東成区中道3−8−21/電話0120(011)179/受付9:00~17:00
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