大阪桐蔭V、同点7回の猛攻 投打かみ合い盤石の試合運び 

 第98回選抜高校野球大会の決勝が3月31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、大阪桐蔭(大阪)が智弁学園(奈良)を7―3で破り、4年ぶり5度目の優勝を飾った。これで春夏通算10度目の甲子園制覇となり、センバツの優勝回数でも歴代最多タイ記録に並ぶ金字塔を打ち立てた。
 試合は3―3の同点で迎えた7回、打線が強力な智弁学園の投手陣を捉えた。押し出し四球で勝ち越すと、なおも好機で主将の黒川虎雅内野手(3年)が左前へ2点適時打を放つなど、この回一挙4点を奪う集中打で勝負を決めた。先発の2年生左腕・川本晴大投手も15三振を奪う気迫の投球で完投し、投打ががっちりと噛み合う盤石の試合運びで栄冠を引き寄せた。
 就任から多くのタイトルを手にしてきた西谷浩一監督は、優勝インタビューで「卒業生にいい報告ができる」と教え子たちの奮闘をねぎらった。さらに「杉本君(智弁学園の先発投手)のおかげで良いゲームが出来た」と敗れた相手エースへも賛辞を送り、地元大阪のファンのみならず、SNSなどでもそのリスペクトあふれる姿勢に大きな称賛が送られている。

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