けいはん 夢 みらいびと 〝5足のわらじ〟と寄り添う力で、伝統文化と地域をつなぐ 安東ユリナさん

 本紙守口支局編集長であり「もりぐち夢・みらい大使」を務めるU.K.こと楠雄二朗は、この地域の最大の魅力は〝人〟だと語る。京阪エリアで活躍する人々に迫る「みらいびと」。今回は、占い師や三味線のサポート演奏者、つまみ細工作家、イベントMC、健康麻雀講師など、多彩な活動で地域に笑顔とつながりを生み出す安東ユリナさん。

「みんなが集う場所を作りたい」と話す安東さん(右)U.K.

 昨年、門真市文化協会「協会賞」を受賞。門真の伝統民謡「ひんや節」など文化の継承から、世代を越えた交流の場所づくりまで幅広く活躍が期待されている。幼稚園教諭時代に培った「一人ひとりに寄り添う姿勢」を大切に、自分らしい関わり方で地域を支える。その思いと歩みを聞いた。
 
 ―どんな幼少期を過ごしました?

 門真生まれで、大和田駅まで自転車で10分ほど、母校の門真なみはや高校の近くに住んでいました。父は町中華の料理人で、大阪王将の暖簾分け店を約20年間続けていました。常連のおっちゃんやおばちゃん、たくさんの大人に囲まれて可愛がってもらい、高校生の頃は手伝いで、餃子を焼いたりしていました。

―様々なことに取り組んでいるが、子どもの頃の夢は?

 特になりたいという夢はありませんでした。ただ、音楽が好きでピアノをずっと習っていました。母には「ピアノ弾けるから幼稚園の先生になったら…」とよく言われていました。実際、幼稚園教諭として5年間働きました。

―肩書きにあるつまみ細工とは?

 江戸時代から伝わる伝統工芸です。仲のいい幼馴染みの津軽三味線奏者から、「弾き手がいないから手伝ってほしい」と連絡があり、お稽古をつけてもらい練習をしていました。ただ、「稽古代はいらないよ」と言われて、何かお返ししたいなと思い、その子のために髪飾りを作ったことがきっかけです。今では、教室を開催したり、マルシェに出店したり、守口市の美容室「annoii」と提携して販売もしています。

―三味線は難しくない?

 難しいから逆に面白いですね。飽き性で、簡単だと飽きちゃうんです(笑)。始めてから三年ほど経ち、今ではサポート演奏者として人前で披露できるようになりました。

U.K.編集長の今年を占う安東さん


 ―「いい夫婦フェスタ2025」では初MCを務めたとか?

 知人の落語家さんから声をかけていただき、軽い気持ちで引き受けました(笑)。「できると思ったらやってみよう!」という性格です。実際やってみて凄く楽しかったです。

 ―占いを始めようと思ったきっかけは?

 父が三年前に亡くなり、母親はかなり落ち込んでいました。少しでも明るくなって欲しいと思い、マルシェに連れて行ったときに、占い師さんに占ってもらいました。そのとき母親はとにかく温かい言葉を求めて、つい高額な料金を払ってしまっていたんです。その様子を見て心配になり「私がやった方が安心かな」と思い、親孝行きっかけで始めました。その後、友達にも頼まれたり、どんどん広がっていきました。

 ―なんでもやりますね!(笑)的中率は?

  9割くらいです!だいたい「当たってる!」と言ってもらえます。占い師として悩んでいる人たちを優しく包み込み、背中をそっと押してあげたり、メンタル面を支えられる存在になりたいと思います。

―今年の運勢を占ってみて

 U.K.さんはプライベートとお仕事のバランスが上手くいきます!あと、ギャンブル運がいいですよ!(笑)U.K.さんはすでに土台が出来上がっているので、思うがままに突っ走ってもOKです!ニチニチさんを占うのは難しいですが、カードを見る感じ、良い方向にいきます。特ダネが見つかると思います!あと、人が集まるような場になると思いますよ。

 ―今後の予定は?

  2月14日は門真市にあるレンタルスペース「祇園家」でつまみ細工教室、3月20日は母校、門真第四中学で「さよなら四中」の閉校イベントで、つまみ細工販売と占いをします。

 ―最期に地元の思い出の場所は?

 父が経営していた大阪王将ですかね。友達とおやつ代わりに餃子を食べたりしていました。父も「みんなの心の拠り所になれば…」という思いだったので、私も同じような存在になりたいと思います。私の原点は、父のお店にあり、これから占いなどを通して、たくさんの人を幸せにしたいです!

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