劇団四季「恋におちたシェイクスピア」7年半ぶり京都へ

 劇団四季の台詞と演技のみで物語を展開するストレートプレイ『恋におちたシェイクスピア』の京都公演が、4月25日から京都劇場(京都市下京区)で開幕する。1月20日にオンラインで合同取材会が開かれ、主演の武藤洸次さんらが作品の魅力と意気込みを語った。

4月から京都公演が始まる劇団四季のストレートプレイ『恋におちたシェイクスピア』の一場面=上原タカシ撮影

 本作は、アカデミー賞七部門を受賞した同名映画(1998年公開)を舞台化したもの。名作「ロミオとジュリエット」の誕生に、若きシェイクスピアの身を焦がすような恋が関わっていたという設定で、史実とフィクションを巧みに織り交ぜた脚本が特徴だ。同劇団では18年の初演に続き、青木豪さんが演出を手掛ける。

若き日のシェイクスピアが経験した、身を焦がすような恋と名作誕生の裏側を描く=上原タカシ撮影

 舞台はイギリス演劇が大きく発展したエリザベス朝。随所に散りばめられたシェイクスピア作品へのオマージュやジョーク、軽快なテンポで進むコメディ要素など、ストレートプレイを初めて観る人でも存分に楽しめる人間ドラマに仕上がっている。

「ロミオとジュリエット」の名シーンを思わせるバルコニーの場=上原タカシ撮影

 ウィリアム・シェイクスピア(ウィル)役を務める武藤洸次さんは、「当時の劇場文化をリアルに描きつつ、テンポよく展開する物語は非常に親しみやすい。人を愛する喜びや演劇への愛をお客様に届けたい」と話した。

 また、オフの日の過ごし方を問われると「大好きな珈琲店巡りも楽しみにしています」と笑顔を見せる一幕もあり、7年半ぶり2度目となる京都公演への期待をにじませた。

作品への意気込みを語るウィリアム・シェイクスピア役の武藤洸次さん=劇団四季提供

 公演は5月24日まで。一般発売は1月31日午前10時から。予約は劇団四季オンラインチケット(http://489444.com)ほか。問い合わせはナビダイヤル(0570ー008ー110)。

(取材・文 中村のりこ)

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