子どもが主役の仕事体験テーマパーク「カンドゥー大日」が12月20日、イオンモール大日(守口市大日東町)にオープンした。西日本初出店、家族層を中心に関心を集めている。


同施設は子どもたちが実際の仕事を模した〝仕事体験アクティビティ〟にチャレンジできる屋内型テーマパークで、警察官やモデル、すし職人、パティシエなど、用意されている仕事は30種類以上。施設内では、それぞれの制服やコスチュームに身を包んだ子どもたちが、スタッフの説明を真剣な表情で聞き、仲間と声を掛け合いながら仕事に取り組む姿が見られた。

体験が始まると、笑顔の中にも表情が引き締まる子どもたち。仕事を終え、施設内で使える疑似通貨「カッチン」を受け取った後の、誇らしげな笑顔も印象的だ。その「カッチン」 を銀行で預けたり買い物をしたりすることで お金の流れも学べる仕組みになっている。

施設は両親や祖父母が近くで見守れる仕組みになっており、見学や休憩スペースも十分に確保。バリアフリー設計で親子3世代で同じ時間を共有できる。屋号の「カンドゥー」は「We Can Do(私たちはできる)」という意味で仕事体験を通じて、責任感や自立心、協調性を育てることを目指している。
子どもたちが社会と出会う場として、地域に根付いた施設となりそうだ。


■カンドゥー大日/守口市大日東町1-18イオンモール大日イオン棟3階/電話0570(085)117
