日本政策金融公庫、合同会社六二酒店へ協調融資 シェア型醸造所「KOFUNE SAKE BREWERY」開設を後押し

 日本政策金融公庫(国民生活事業)はこのほど、合同会社六二酒店(大阪市北区)に対し、同社が大阪市内で進めるシェア型醸造所「KOFUNE SAKE BREWERY(コフネ サケ ブルワリー)」開設資金として融資を実行した。今回の融資は、尼崎信用金庫大阪支店および大阪シティ信用金庫梅田支店との協調により実施されたもので、地元金融機関と連携し地域の新たな酒造産業創出を支援する。

 同醸造所は、都市部では珍しい日本酒のシェア型醸造施設。複数の造り手が設備を共有し、日本酒づくりに挑戦できる場を提供することで、新規就業者の育成や多様なブランド創出を目指す。大阪の中心部での醸造所開業は地域の観光資源としての期待も高い。

 日本政策金融公庫は「引き続き民間金融機関との連携を促進し、地域の中小企業・小規模事業者の事業の発展・継続を積極的に支援したい」としている。

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