アメリカパビリオンは、連日、長蛇の列ができている人気のパビリオンだが、以前にも紹介したように併設されているレストランは、ほとんど待つことなく入れる隠れ家的なレストラン。
以前はハンバーガーなどの単品メニューを販売していたが、6月からメインディッシュにポテトとサラダがついたセットメニューに変わっており、今回「カリフォルニアワインの日」にそのセットメニューとカリフォルニアワインがペアリングできる試食会があったので、参加してきた。

メインディッシュは、「テキサス風BBQショートリブ」「ブラウンシュガー&バーボングレーズ アトランティックサーモン」、そして「キャンプファイヤー・ベジタブルサコタッシュ焼きハルーミチーズ」の3種類で、サラダとフライドポテトがついてボリュームたっぷりなアメリカンサイズのプレートになっている。
料金は4,500円~4,800円と少し高めだが、量と質を考えると充分に許容範囲内ではないか。

「テキサス風BBQショートリブ」は、アメリカ産のショートリブを焼いてからバーベキューソースで5時間かけてじっくり煮込んでいるので、柔らかくナイフで簡単に切り分けられる。

このメニューに合わせるワインは、カリフォルニアモントレー産の赤ワイン「ライダー・エステート ピノノワールモントレー」で、ビーフにかかったバーベキューソースにも負けないベリー系の酸味がしっかりした飲み心地。

同様にサーモンには白ワイン「ボーグル シャルドネ」、温野菜料理にはロゼワイン「シーグラス・ロゼ」がペアリングとして用意されている。

店内は、パビリオンのテーマである「宇宙」とリンクさせるような内装になっているところも気持ちをアゲてくれそう。
また、9月10日には、「ワイン・ダウン・ウェンズデー」が開催された。カリフォルニアワイン5種とそれに合うチーズを楽しめるイベントで、ジャズを聞きながら、夏の夜を楽しむ人で盛り上がっていた。試飲したワインはどれも飲みやすく個性豊かな味を醸し出していた。




