わずか20団体、世界の舞台に挑戦　箕面自由学園吹奏楽・チアリーダー部が選出　全員出場のためクラファン募集

　箕面自由学園（豊中市）の吹奏楽部・チアリーダー部「GOLDEN BEARS（ゴールデンベアーズ）」は、２０２６年１月１日開催の世界最大級のマーチングイベント「ローズパレード2026」への出場を決めた。このパレードは毎年、米国カリフォルニア州で開催され、世界中から選ばれたわずか２０団体のみが出演できる〝夢の舞台〟だ。

　同校ゴールデンベアーズはこれまで「元気・勇気・笑顔」を届けることをモットーに、国内外の大会やイベントで活動。全国大会での受賞経験、NBA公式戦でのハーフタイム出演のほか、欧州や台湾での演奏など、多くの応援に支えられながら一歩ずつ夢を形にしてきた。

　そこで現在、２２０人の部員全員で渡航するために１億円超の費用が必要となり、クラウドファンディングも活用して資金を集めている。１００万人以上の観客が集まるローズパレードは、大音量で、最高のパフォーマンスを届けるためにはできるだけ多くの部員数、できれば２２０人全員の渡航費をめざす必要があるようだ。

　クラウドファンディングは、支援の謝礼として演奏会招待や限定グッズなどの返礼品も準備中。詳細はURL（https://readyfor.jp/projects/goldenbears）へ。