大阪工業大学(学長:井上晋)空間デザイン学科のプロダクトデザイン研究室(指導教員:赤井愛 教授)は、神社仏閣オンライン(代表取締役:河村英昌)と合同で、2025年に向けた新しいお守りのデザインを開発する授業「ロボティクス&デザイン工学演習 『おまもり』をデザインする」を、4月から7月の約4か月間実施する。
同プログラムでは、日本の伝統的な祈りの文化とテクノロジーを掛け合わせることで、学生らが新しい時代に即したお守りの可能性を探求し、現代社会が抱える多様な不安や悩みに寄り添うご利益を検討し、新たな「おまもりデザイン」を開発していく。
河村英昌代表は「本授業を通して、若者世代が日本の伝統的な祈りの文化の凄さを改めて実感し、祈りの文化の担い手になっていただくことを願っています。先端テクノロジーを活用することで、より多くの方々に祈りの魅力を伝え、今の時代ならではの新しい形のおまもりが誕生することを楽しみにしています」と話す。
開発されたおまもりは、実際に神社仏閣での頒布や展示なども検討している。学生の柔軟な発想とテクノロジーを掛け合わせることで、日本の伝統文化をより身近なものとして広め、社会の新たなニーズに応える取り組みへと発展していくことを目指している。