三菱電機、クリスマスイベントで最新技術披露

 三菱電機が最新技術を使いクリスマスをテーマにしたイベント「Christmas Factory in PLAT UMEDA」がグラングリーン大阪うめきた公園サウスパークで開かれている。同社が東京・銀座で運営するイベントスペース「METoA Ginza」の出張イベントで大阪では初の試み。期間は12月25日まで。

 イベントでは「クリスマスプレゼント工場で働く妖精たちの困りごとを解決する」をコンセプトに、社会課題を解決する最新技術を体験。目玉のひとつは、「プレゼントのぬいぐるみの中に紛れ込んだ子犬を探し出す」内容。同社の赤外線センサ「MelDIR(メルダー)」を用いて、プレゼントボックス内の子犬を高精度に検知するデモンストレーションが行われる。

 さらに注目は、高速・高精度のFA機器と制御技術を活用し、ギネス世界記録に認定された「パズルキューブを最速で解くロボット」の実演だ。これまでの世界記録0・38秒を更新し、0・305秒を達成。ギネス世界記録に認定されている。

 同社のコンポーネント製造技術センター長の吉村裕司さんは「今後もモーター開発で培った技術を生かし、ワクワクする挑戦を続け、ものづくりを支えていきたい」と話していた。