災害時にキッチンカー活用 守口市とコモンが包括連携

 守口市は10月13日、防災や地域PR事業を手掛ける「コモン」(京都市)と魅力発信や安全安心など6分野での包括連携協定を結んだ。

 災害時には同社が所有するキッチンカーを活用し、同市の災害対応に貢献することが期待される。また、地域活性化や健康増進、子育て支援など幅広い分野での市民サービス向上を目指す。

調印書を掲げる瀬野市長(左から2番目)とコモンの増田代表(中央)
調印書を掲げる瀬野市長(左から2番目)とコモンの増田代表(中央)

 協定は同日、守口市駅前のカナディアンスクエアで開かれていた「守博 日本の食まつり2024」内で発表。瀬野憲一市長は「来年の大阪・関西万博に向け、市と企業が一体となって地域を盛り上げていきたい」と述べた。

 コモンの増田勇樹代表は、「民間企業と自治体が一丸となってまちづくりに取り組むことの重要性を再認識した。守口市の魅力をさらに広め、賑やかなイベントや防災活動を通じて、地域の活性化を進めていく」と強調した。