梶中で薬物乱用防止教室 年々進む低年齢化が社会問題に

梶中で薬物乱用防止教室 年々進む低年齢化が社会問題に
梶中で薬物乱用防止教室 年々進む低年齢化が社会問題に

 守口市立梶中で9月6日、「薬物乱用防止教室」が行われた=写真。守口ロータリークラブのメンバーをはじめ、大阪府薬物乱用防止指導員、守口署員らが同校を訪れ、1年生110人に向けて薬物の危険性について啓発活動を行った。年々広がる違法薬物使用の低年齢化の問題に関して、生徒に正しい知識を身に付けさせ、手を出させないことが目的。

 同クラブを代表して松尾安彦さんが「薬は怖い。しかし『買わない・もらわない・所持しない』の3つを守れば怖くない」とあいさつ。その後、「薬物乱用はなぜいけないのか」のDVDを視聴し、教員と生徒による〝悪い先輩〟からの甘い誘いを断る模擬訓練などを実施。成長期の喫煙が心身に与える影響、喫煙の延長線上にある飲酒やシンナー、大麻、覚せい剤、麻薬の乱用に繋がっていく危険性を学んだ。

 丸山宗久校長は「夢をかなえるためには、正しい知識が必要。普段の生活の中の危険に気付けるかしこい大人になってほしい」と呼びかけた。