JR大阪駅の新地下ホームが3月18日、開業した。新ホームは従来の大阪駅と地下通路でつながる。通常時は特急「はるか」が1日あたり上下各30本、和歌山方面へ向かう特急「くろしお」が上下各18本停車する。これまで新大阪止まりだった在来線「おおさか東線」が乗り入れ、大阪・キタの中心・梅田エリアから南東部へのアクセスが向上する。
駅コンコースでは「顔認証」で通過できる改札機などの駅設備を導入。大阪駅・うめきた地下口と、新大阪駅・東口に「顔認証改札」を設置し、乗客の顔をキー(鍵)とする新たな〝チケットレス認証手法〟として検証する。また、ホーム(大阪駅21番線22~24号線は今後設置予定)には、世界で初めて高さが地下ホームの天井まである「フルスクリーンタイプ」のホームドアが一部のホームで設置された。