「浜学園」の幼児教室がグラングリーン大阪に開校 最先端の〝幼児教育〟拠点へ

 大手進学塾の浜学園グループは、幼児教室部門を担う「はまキッズオルパスクラブα(アルファ)大阪梅田校」をグラングリーン大阪(大阪市北区大深町)の北館・イノベーション施設「JAMBASE」2階にこのほど、開校した。

 従来の幼児教室のプラスアルファとして、大学やスタートアップ企業と連携した総合型教育の情報発信拠点、国内外のさまざまな分野の研究者とタッグを組んだ「音育」や「食育」などのプログラムを実施していく予定だ。

 先駆けて、グラングリーン大阪開業の記念イベントではフルオーケストラによる「音育」を実施。生の吹奏楽を聴いた後は「どんな変化があるのか?」、親子の体の変化を心電図で計測するなど、京都大学大学院教育学研究科・明和政子研究室の協力のもと、実証実験を行った。

 また、「食育」としては、腸内環境がメンタルや学習に取り組む姿勢に大きく影響するなど、幼少期の腸内環境についての講演が行われた。

 同教室の教育長は「従来の教育メソッドに加えて、グラングリーン大阪ならではの広い芝生やイベントドームなどの環境も生かした、最先端幼児教育の情報発信基地にしていきたい。今後もいろいろな取り組みを行う予定です」と意気込んでいる。

 同教室の対象は3歳から小学2年生まで。11月から授業開始を予定しており、順次、入塾説明会や無料の能力判定テスト会などを行っている。

 はまキッズオルパスクラブは、能力開発を軸とした幼児教室で、関西を中心に28教室を展開、大阪府内では9校目となる。教室内は保護者同室で、親子で学びながら高い思考力や、社会性などを身に付ける。特徴として、未就学児で小2から小3程度、小2で小6年程度までの習得を目指す。「全ては指先から始まる」という理念で入塾時から指先を活発に動かす指先調整能力を鍛える。結果として、図形や空間、数論理、言語、社会性に繋がるカリキュラムとなっている。

■はまキッズオルパスクラブα/大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪 北館 JAM BASE2階/電話06(6131)4144