NTT西跡地に「カペラ」 初の米朝首脳会談の舞台となったホテル

ホテル外観イメージ
ホテル外観イメージ

 シンガポールの高級ホテル「カペラホテルグループ」が大阪城公園の南側にあるNTT西日本の旧本社跡地に進出することが3日、NTT関係者への取材で分かった。大阪・関西万博が開かれる2025年のオープンを目指し、新型コロナウイルス収束後の観光需要に応える。

当街区 全体鳥瞰イメージ(南側より)
当街区 全体鳥瞰イメージ(南側より)

 カペラは18年6月に史上初の米朝首脳会談の会場となったシンガポールの高級ホテルの運営会社。ブランドはリゾート地で展開する上位の「パティーナ」を予定する。

 ホテルの高さは102㍍、地上20階建て。客室数は約220室で、高層のスイートルームからは大阪城や都心部が一望できる。富裕層や訪日客の宿泊を見込む。土地はNTTグループが持ち、周辺地域の開発も検討している。

カペラMAP