淀屋橋駅東地区都市再生事業の施設名称が「淀屋橋ステーションワン」に決定

 中央日本土地建物(本社:千代田区)と京阪ホールディングス(本社:大阪市)は、みずほ銀行(本社:千代田区)と 3 社共同で推進している「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について、施設名称を「淀屋橋ステーションワン」に決定した。

 同施設は、中央日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同で建て替え、エリア最高となる約150メートルのランドマークビルとして2025年夏頃の開業を目指す。

 施設名称には、これからのオフィスは、仕事をするためだけの場所から「仕事と日々の暮らしがつながり、より自分らしく豊かな時を過ごせる場所」へと進化していくと考え、ワークとライフが「ひとつ(ONE)」につながる場所であって欲しいという想いが込められている。また、「エリア No.1」の高さを誇り、施設に直結する「淀屋橋」駅が京阪電車の基点で、駅ナンバリングが「KH01」であることにも因み「淀屋橋ステーションワン」とした。ロゴマークは「1」をモチーフに、ワークとライフのつながりや、淀屋橋の未来へのひろがりを感じさせるデザインとした。

 施設の10階および11階には、中央日本土地建物が運営するオープンイノベーションオフィス「SENQ(センク)」の関西エリア初拠点「SENQ 淀屋橋」を開業する。10階には入居テナントが利用できる広々とした「ワーカーラウンジ」、全18室の「ソロルーム」、最大100人超を収容できる「カンファレンス」などの設置を予定。入居テナントと SENQ 会員との協業や、ワーカー同士、テナント同士のオープンイノベーションの機会を創出する。

 また、京阪電気鉄道(本社:大阪市)と連携して京阪電車「淀屋橋駅」と同施設が接続する地下通路を一体的にリニューアルし、駅コンコースや周辺エリアへの歩行環境の向上を図る。併せて、先進的なオフィスとレトロ建築が混在する淀屋橋のエリア特性や周辺ビルとの調和、駅構内の天井・柱・床面の更新、照明のLED 化などを考慮しながら、駅と同施設の連続性を持たせたデザインに改修する。

(左)改修前、(右)改修後イメージ

■淀屋橋ステーションワン/大阪市中央区北浜3丁目1番1他