関西割烹調理士紹介所と関西割烹萠友会の新会長就任披露を兼ねた「令和6年度総会と懇親会」が5月15日、大阪市中央区馬場町のKKRホテル大阪で開かれ、関係者200人が出席。小谷正人新会長は「料理人同士、腕を磨き合い、後継者を育成しながら、日本料理業界発展のために貢献したい」と力強く抱負を述べた。
同紹介所は「日本料理業界のハローワーク」的な役割を果たしており、職場経営者と料理人の架け橋として、人的不足など職場環境の改善に成果を挙げている。また萠友会は料理人の研修・情報交換の場として活動しており、円城寺利之前会長の後任にこの1月、小谷新会長が就任した。
この日の総会では、主催者の森口尚欣所長のあいさつに続いて、森口冨士夫日本調理師連合会会長、麻生繁全日本調理師協会名誉副会長らの来賓祝辞があり、「来年に迫った大阪・関西万博は、日本料理の素晴らしさを世界に広めていく絶好の機会」と、奮闘を誓い合った。