関電が最高値を更新 補助終了で全社値上がり

 電力大手10社と都市ガス大手4社は5月30日、6月使用分(7月請求分)の料金(標準家庭の1カ月当たり)を発表した。政府による電気・ガス料金への補助が終了するため、全社で値上がりとなる。

 電力10社の規制料金は前月より346~616円値上がりする。関電は468円値上がり、7664円と過去最高額になる。都市ガス(東京、大阪、東邦、西部ガス)は95~121円(同)の上昇、大阪ガスは前月から121円値上がり、6529円。

 政府は22年1月に導入したガソリンなど燃料油への補助制度は引き続き行う。