子どもの新しい習い事に「キャンプ」!? 〝外遊び時間の減少〟や〝自己肯定感の低下〟を解消

 習い事といえば、語学やスポーツなどが先に浮かびがちだが、珍しい習い事にチャレンジするのもおもしろいだろう。

 DEKIRU WORKSが運営する「できるキャンプアカデミー」は、4月に会員制キャンプスクールを開校する。

 同スクールは、〝外遊び時間の減少〟や〝自己肯定感の低下〟など、多くの課題を抱える子ども世代にターゲットを絞り、協力、感謝、挑戦の心を育てる。また、アウトドアの楽しさを知るだけでなく、体験活動を通して防災教育、環境教育、食育、金融教育などを行う。楽しみながら「生きる力」が身に付くスクールを展開する。

 これまではイベントごとに参加者を募集していたが、参加者から〝習い事〟としてのキャンプスクールを要望する声が多かったため、今回の開校に至ったという。

 できるキャンプアカデミーの指導員は、教員免許保持者やキャンプインストラクター資格保持者で構成されている。

 参加する子どもたちはキャンプの技術や知識の習得に加えて、同社が主催する子どもが主役のアウトドアイベント「デキルキッズフェスタ」にキッズスタッフとして参加。来園者のテント設営や火おこしなどのキャンプ体験のサポートをするなど、実践的な学びの機会を提供している。

 今回の正式開校に向け「無料体験会」を3月16日、高槻市にある安満遺跡公園で開催する。