〝発達っ子〟の子育て本を発行 1000人に聞いた悩みを解決

 2月21日、発達障害や、グレーゾーンの子の子育てに関する書籍『1000人の保護者・保育関係者に聞いた困ってること 発達障害・グレーゾーンの子「こんなときどうする?」100の具体策』が「KADOKAWA」から出版された。著者は南友介さん、監修は脳科学者の茂木健一郎さん。

 本書では「すぐに癇癪(かんしゃく)なんとかならない?」「どうして食べてくれないの?」「静かにしてほしい」「ついきつく𠮟ってしまう」「言葉が出ない」など、保護者や保育関係者へのアンケートをもとに、困った度合いの高いものから順に対策を紹介している。192ページで1540円で販売される。

 茂木さんによる科学的な解説と実践から得た南さんのアドバイスがマンガで描かれて、読みやすい構成になっている。 著者の南さんは子どもたちの心の成長に特化した体操教室(ネイス体操教室)や発達支援の教室(ネイスぷらす)を全国に100店舗以上を展開する元体操選手。大阪でも2021年に1校目が誕生してから今月開校した住道店で早くも10教室目。特にスポーツと知育活動を融合させた「すぽいく」プログラムが人気だ。