「顔のゆがみ」から「習慣のゆがみ」をチェック
歯科を受診する人の中には、虫歯治療や定期健診だけでなく、顔のゆがみが気になるという人も来院する。中には、自分で気づかず、周りにいわれて受診する人も少なくない。顔だけでなく、顎の左右のゆがみは、見た目やかみ合わせに影響があるだけでなく、〝肩こりや片頭痛などの不調にもつながることがある〟という。
実は左右対称の人はいない
顔のゆがみは先天的な人もいるが、普段の生活習慣から由来することが多く、食いしばりや頬杖(ほおづえ)などの癖から、慢性的に筋肉がこわばりゆがみが生じる。特に顎のゆがみの症状がひどい人は「顎(がく)変形症」と呼ばれる。
「天六としもり歯科」院長の利森仁さんは、「顔のゆがみを治すには、〝習慣を見直し、筋肉をゆるめる〟ことが必要」と話す。同院では、顔のゆがみ治療を行う中で「習慣による癖付け」を重視し、普段の治療の現場でも、自宅でできる「毎日のセルフケア」を促している。
同院は、手技で骨や筋肉に圧力をかける韓国発祥の〝痛気持ち良い〟美容法「コルギ(骨気)」を使って顔のゆがみを整える「顔ドック」を行っている。韓国ではリフトアップや小顔効果、体の不調軽減が期待できると人気。
「顔ドック」は西日本では同院が先駆け。口腔内の相談と治療は歯科医師が、口腔外の顔の相談と矯正は専任の施術者が担い、それぞれの患者に対応する。
「まずは気軽に口周りや顔の困りごとを相談しに来てください。どんな施術が必要か一緒に考えましょう」と利森院長は話している。 料金は約20分で、3300円(税込) 。
■天六としもり歯科/大阪市北区天神橋5-4-15カーサ・グローリア1階/電話06(6755)4180