全国選抜小学生プログラミング大会府大会(株式会社共同通信社、週刊大阪日日新聞社主催)の表彰式が2月14日、堺市内で開かれ、作品名「リサイクルハンター」を制作した福泉中央小学校6年、松浦大翔さん(12)=堺市=が最優秀賞に輝いた。また、最優秀賞を受賞した松浦さんには大阪府教育委員会賞が贈られた。
同大会は小学生を対象にプログラミングによって社会を生き抜く思考力・行動力・プロデュース力を含めた総合的な「人間力」を育てることを目的に開催。
松浦さんは小学校3年から週に一回、地元のプログラミング教室に通い、めきめきと実力をつけた。今回は独自の発想やチャット GPTを有効に活用し、10カ月間かけて「リサイクルの向上」につながるゲームを作成した。松浦さんは「中学に進学してもプログラミングを続けたい。全国大会ではお母さんと一緒に伸び伸びとプレゼンしてきます」と笑顔で話していた。
選評では「定義(自分で関数を作る)を使うことで、コーディングがよく整理されている。ベテランの域」と高く評価された。松浦さんは3月3日、東京で開かれる全国大会に出場する。このほかの受賞者は次の皆さん(敬称略)。
<優秀賞・週刊大阪日日新聞賞>津村優成(4年生)「大阪クリーン大作戦!」
<優秀賞・共同通信社賞>片岡佳樹(6年生)「みんなのOnline広場」
<優秀賞>出雲湊(4年生)「体内のウィルスを倒す未来ロケット」▽大橋えみり(3年生)「ネイチャーイヤホン」▽竹内栞太(5年生)「THE GAME OF OSAKA」▽丹治海里(6年生)「未来の自然」▽中野隆眞(6年生)「紅白体内合戦」▽彦坂隆斗(6年生)「あなたがあげる子供のおもちゃ」▽松田正太郎(5年生)「大阪を救え!未来はどうなる!?」