こぼれんばかりの苺&チョコのアフタヌーンティーをクロスホテル京都で堪能

 京都市内屈指の観光エリア・河原町三条、阪急河原町駅を出て、歴史的建造物や老舗京料理店、おしゃれなレストランなどが並ぶ繁華街を7分ほど歩いた先に、京町屋の格子をモチーフにデザインされ、二段庇(ひさし)の特徴的な外観の「クロスホテル京都」がある。

 同ホテルのコンセプト「カジュアル ラグジュアリー」は、〝世界中から訪れるビジターへ、洗練された空間と心地よいサービスで気軽にゆっくりと過ごしてほしい〟という思い。この代名詞である、同ホテル1階のレストラン&バー「KIHARU Brasserie(キハル ブラッセリー)」は、5月6日(各日午前11時半〜午後3時半、ラストオーダー同3時)までの間、スイーツ7種とセイボリー6種がそろった、KIHARU de アフタヌーンティー「ストロベリー&チョコレート デライト」を開催している。

 ワイングラスに盛られた〝フレッシュ苺〟をそのまま楽しむ「最初の苺」は、新鮮な国産苺をまずは 2〜3個味わった後、スパークリングワインを注いで楽しめる(別途550円)。同ホテルの癒やし系キッチンスタッフの吉田沙和さんが手掛けた「苺×チョコレート」のイリュージョンは、味わいも見た目もバラエティでラグジュアリーに富んだ13種。中でも、特に注目したい2品を記者がピックアップして紹介する。

 1品目の「ストロベリーアイスムースとホワイトチョコのロリポップ」は、アフタヌーンティーでは珍しいアイスを使用し、パリッとしたホワイトチョコの中に、甘酸っぱいストロベリーアイスムースが口の中で溶け合う一品。
 2品目は「焼きチーズリゾット ストロベリーソース」。苺を蒸すことで出た水分のみを使用したオリジナルソースを、香ばしいチーズリゾットに塗りローストビーフと共に味わう。 使っている器にもこだわっていて、京都北山杉の間伐材を使用したSDGs配慮のオリジナルティースタンドや、ストロベリーカプチーノが入ったマグカップは信楽焼の器をチョイスと、京都ならではのおもてなしを心掛ける。
 ビュッフェ形式ではないので、ゆっくりと席に着きながら、時間を気にせず堪能できる。また、利用者からの声で、いずれの品も〝ちょうどひと口(口の小さな人でも1.5口)〟で食べきれるサイズに改良されていて、「少しずつをたくさん味わうことができる」と喜ばれているという。

 料金は一人5500円(税サ込)、2日前までの完全予約制。暖かい季節には、テラス席もおすすめ。京都の街並みを眺めながら、贅沢な時間を過ごすのも良いだろう。

■クロスホテル京都/京都市中京区河原町通三条下る大黒町71-1/電話075(231)8832