「教員の魅力、知って」 守口市教委が近畿大で講義

守口市の教育について紹介する山口さん
守口市の教育について紹介する山口さん

 守口市教委の山口喜孝さんがこのほど、近畿大学で教職課程を履修する学生に向け、教員の魅力や待遇についての講義を行った。教員志望の学生が抱える不安を軽減し、未来の教員を育成することがねらい。

 講義は柴浩司教授が担当する「教育行政学」の中で行われた。山口さんは「教員の働き方改革」をテーマに据え、同市で進めている待遇改善などの事例を紹介。まとまった夏季休暇の取得やデジタルツールの導入など、働きやすい環境を目指す取り組み例を示した。

 もともと小学校教員だった山口さんは「勉強だけでなく生活面からも子どもの人生に関わることができる。他の職業ではなかなか体験できない」と魅力をアピール。

 講義の終盤には、教員が働きやすい制度面や待遇面について学生同士で議論も行われ、「部活動の指導を希望制にする」「子ども食堂など、学校以外に頼れる地域のコミュニティを増やす」など、さまざまな意見が出た。

 参加学生は「残業が過酷ではないかの不安もあるが、母校で教員になる夢があるので頑張りたい」と話していた。