自転車店とカフェが融合 サイクリスト必見の隠れ家的カフェ

シューパリゴー(1個200円)

 池田市に昨年8月にオープンした「Backyard Ikeda(バックヤード・イケダ)」は、カフェ併設型スポーツバイク専門店という珍しいスタイルの店舗。スポーツバイクを眺めながら、本格的なコーヒーと自家製スイーツが味わえる。

 開店のきっかけは 〝人との繋がり〟 。店長の河合航さんは、大阪・心斎橋のコーヒー専門店で修業後、独立して夫婦で喫茶店を営んでいた。ある日、趣味のスポーツバイクをきっかけにメカニックと意気投合して、現在の店舗スタイルに行き着いたのだとか。

 フランスの伝統的な自転車レース「PBP(パリ・ブレスト・パリ)」ちなんだ自家製ケーキは、車輪に模したリング型のシュー生地を横半分に切り、風味豊かなバタークリームを挟んだ、サイクリスト必見スイーツだ。ドリンクは200円引きでおかわりが可能(当日限り)。水曜限定メニューの「シューパリゴー」は、夕方には売り切れてしまう人気商品だという。

 河合さんは「店の構造上、カフェだとは気付かれにくいですね」と話す。確かに1階は注文カウンターが奥に向かって縦に設置されているため、一見普通のスポーツバイク専門店に見える。スポーツバイクは持ち込みのメンテナンスが可能。販売スペースもあり、自転車やスポーツバイクの相談ができる。2階には広々としたイートインスペースを設置しており、ちょっとした隠れ家気分が味わえる。

スポーツバイク(2階)

■Backyard Ikeda(バックヤード・イケダ)/大阪府池田市栄本町9-2-A
https://backyard-hibiki.com/