ゴルフ上達に必要なデータを全て可視化

店舗によって異なる特色あるゴルフブースと多彩なゴルフシュミレータ

 公益社団法人全日本ゴルフ練習場連盟(JGRA)の調査によると、2022年10月現在でアウトドアゴルフ場の施設数は2,364(31減)、インドアゴルフ場は1,322(57増)合計3,686(26増)とリリースされている。インドアゴルフ場が増加している一つの背景には、ゴルフシミュレーターなどのマシンの進化があるという。

チェーンとしての強みが利点

 全国に60店舗超を出店し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)とパートナーシップ契約を結んでいるラウンジレンジ。入会の決め手としては、▼人目を気にせず貸切でゴルフができる▼24時間空いていて自分の好きな時に利用できる▼スイングの研究ができるなどが挙げられる。見学に来る人の多くは、20畳を超える広さの部屋を丸ごと貸し切れることに驚きを隠せないという。チェーン展開も進んでおり、現在は大阪府内に6店舗を構えている。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

待望の「SDRアプリ」がリリース

 さらに今ゴルフ愛好者たちを沸かせているのが、「SDRアプリ」の誕生だ。このアプリは店舗に設置されている「SDR Golf Simulator」と連動しており、練習モードやラウンドモードで実際に自分がプレイしたデータが、アプリを通していつでも見られるようになった。ラウンドを回った際の平均飛距離・最長飛距離・フェアウェイキープ率・パーオン率などのショット分析を図解で解析してくれて、スイングの動画もスマホのカメラフォルダに保存可能。さらなる「見える化」によって前回のスコアとも比較しやすく、より一層ゴルフ上達を目指せると会員からは喜びの声が上がっている。会員1人につき1人の同伴OK。プランによっては2人以上の同伴も可能だ。
 このほか、ゴルフを楽しむをはじめ、商談で使うケースも増えてきているという。無料体験や見学の予約は公式LINEから。「日日新聞を見た」で問い合わせをするとスムーズ。

スピン量や打ち出し角の確認も分かりやすいイラストとデータで表示される
コースに合わせて足下の傾斜が自動で変化するリアルさ
エメラルドグリーンと白を基調としている福島店